抗不安薬・睡眠薬であるデパスの効果時間や効き目が出る発現時間についてまとめています。
デパスは効果が高い抗不安薬として有名ですが、睡眠薬などの治療薬でも利用される万能な医薬品です。
効果が高いデパスは作用時間が比較的短時間と言われていて、作用時間が依存に陥りやすいと言われています。
デパスの効き目が出る時間やデパスの代用薬としておすすめの医薬品をご紹介していますのでご覧下さい。
デパスの効果・作用について
デパスは抗不安薬として有名な医薬品ですが、どのような効果がありどれほどの影響があるのでしょうか?
依存症に陥りやすい理由などの知識を理解しておく事が抗不安薬にはとても大切です。
デパス(エチゾラム)とは?
デパスはベンゾジアゼピン系の抗不安薬・睡眠薬で、睡眠作用や気分を落ち着かせてくれる効果があります。
筋弛緩作用があるので筋緊張を和らげてくれる目的でも緊張型頭痛などの治療にも使用されてる薬です。
ただし、作用時間がやや短く効果を持続させる為に1日3錠飲む必要があります。
眠気や倦怠感などの副作用などの報告もあり、作用が短く効果の高い医薬品と認識しておく事が大切です。
●神経症における不安・緊張・抑うつ・神経衰弱症状・睡眠障害
●うつ病における不安・緊張・睡眠障害
●心身症(高血圧症、胃・十二指腸潰瘍)における身体症候ならびに不安・緊張・抑うつ・睡眠障害
●統合失調症における睡眠障害
●次の疾患における不安・緊張・抑うつおよび筋緊張//頸椎症、腰痛症、筋収縮性頭痛
デパスの服用は依存に注意が必要
デパスは抗不安薬として強い効果を発揮し安定した睡眠へと作用してくれますが、依存症になりやすいと言われています。
デパスは比較的副作用が少ないと言われていて、その利便性や効果の短さが常時の服用に繋がり依存に陥りやすいのです。
エチゾラムは継続的な服用を行い平常を保つ事が普通となってしまい、薬の無い状態では平常心を保てなくなってしまいます。
その為、デバスの服用は正しく自己管理をしなければ非常に危険であると考えても良いでしょう。
依存性が少ない抗不安薬がおすすめ
デパスは上記のような危険性があり、不安な気持ちでどうしようも無い場合に個人で服用管理をする事はとても難しいと考えられます。
そのような点を考えても自分自身の健康の為に、デパスよりも比較的安全性の高いと言われる抗不安薬・睡眠薬をご紹介します。
以下の2点はデパス同様の効果があり、効き始めは緩やかですが身体への負担が軽い事が期待できる医薬品です。
バスピンは不安障害や気分の落ち込みなどを解消してくれるデパスの代わりとなる抗不安薬です。また、催眠効果もあるので不眠症などにも効果の高い医薬品です。バスピンは1度の服用で約7時間の効果があります。精神疾患医薬品の中でも依存が出にくく、安全性も高くデパスのような過剰な摂取などによる「身体への負担」を極力軽減させる事が期待できます。緩やかな作用で長時間の効果があるとして人気を集めています。バスピンは市販で購入する事ができませんが、デパスよりも安心してご利用頂けるおすすめの医薬品です。
デパスの効果時間や効き始める時間は?
デパスを服用してからの効き目が出る時間や効果時間についてまとめています。
デパスの服用回数や量についてもしっかりと把握しておきましょう。
デパスの服用・発現時間について
抗不安薬は効果時間が短いとされる医薬品が効果が高い傾向にあります。
デパス0.5~1mgを例にした場合の効き始める時間や効果時間は以下のようになっています。
服用回数 | 1日3回(睡眠障害:1日1回) |
服用量 | 1回2錠(睡眠障害:1回2~6錠) |
効き始め時間 | 服用後およそ30分後 |
効果時間 | 6時間程度 |
デパスの効き目が出る時間は服用後のおよそ30分後に効果が発現し始めます。
デパスは効果時間がおよそ6時間前後で効果を感じられなくなったら再度服用する必要があり、1日に3mgを3回に分けての服用となっています。
デパスの効果時間について
デパスの効果時間は個人差があるものの、およそ6時間程度となっています。
比較的作用時間は短いのですが、効果が高く2回目の服用を急いでしまわないように注意が必要です。
また、効果のピークは服用から約3時間程度と言われていて、その後効果を感じなくなるまでの6時間以内が最も体感がバラけている傾向にあります。
デパスは短時間作用型薬剤なので、短時間で効果を感じられなくなると服用回数が増えてしまい、そうなると依存症に陥りやすいと言われているので、服用量や服用の時間間隔の管理をしっかりと行わなければなりません。
デパス服用の注意点
デパスは副作用や依存などの危険性が高いという声も多く不安を抱える人も少なくありません。
抗不安薬以外にも様々な用途で使用されるデパスの特徴をご覧下さい。
デパスを急に服用を辞める事も危険
デパスの服用に関しては継続的な服用を行っていた場合、急な中止は副作用が発生する場合があります。
デパスの依存性は高いと言われていて、急に強い不安感や睡眠障害を引き起こす可能性もあるのでおすすめできません。
身体への依存が高い医薬品はどれにも言える事ですが、始める事も減らす事も無理無く少しずつ身体を慣らしていく事が大切です。
薬の恐怖が不安の一因となる事もある
デパスなどの効果の高い医薬品を服用していると、強い依存だけでなく不安感の一因となる場合もあります。
特に不安感が強い方は否定的な思考になる傾向があり、依存や副作用を感じやすい薬の服用は最良ではありません。
効果はやや弱まる場合もありますが、ジェネリック医薬品などデパスと同様の効果を感じられる代替薬品を利用する事も大切です。
比較的副作用も弱く、長期的な服用で少しずつ効果を実感できる医薬品であれば安心感も少しは緩和するのではないでしょうか?
少しでも安全に無理しない服用が大切
今回の記事でご紹介させて頂いているデパスの代用品薬はデパスのような即効性は無く、いずれも継続的な服用で効果を得られる医薬品です。
しかし、効き始めが緩やかだと言っても効果が弱い訳では無く、身体への負担も大幅に軽減する事ができると考えられます。
依存する服用を繰り返してしまえば薬という役割を果たしているとは言えません。
医薬品として身体にも無理無く、副作用も最小限に止めるという意識を持って「少しでも良くする」代用薬の利用をおすすめします。
抗不安薬のジェネリックをお探しならコレ
バスパージェネリックはバスパーのジェネリック医薬品でデパスの代わりになる抗不安薬として人気の高い薬です。デパス同様に抗不安効果と睡眠効果があります。抗うつ剤としても睡眠障害の治療薬としても利用される多様な医薬品です。ゆっくりと効果が現れてリラックスを得る事ができます。効果の持続時間は約7時間程度です。デパスより身体にかかる負担も低く、依存症にもなりにくく安全性が高い医薬品と言われています。
アリピゾルは向精神薬として効果の高い非定型抗精神薬エビリファイのジェネリック医薬品です。ドーパミンを抑制したり不安な気持ちを落ち着かせてくれます。継続服用する事で他の医薬品では改善しなかった症状などがある方でも効果を期待できます。また、無理無く服用する事で身体への負担も抑える事が可能となります。少しでも安全に依存無く気持ちを落ち着けたい方はアリピゾルがおすすめです。
デバスの効き始める時間は?効果時間の詳細まとめ
- デパスの効き目が出る時間は服用後の30分程度から
- デパスの効果時間のピークが服用から約3時間後
- デパスの効果時間は服用からおよそ6時間
- デパスは効果時間が短く効果が強い
- 身体への負担軽減なら代用薬を使うのが良い
デパスの効果時間について効き目が出る時間などデバスの発現についてご紹介しました。
抗不安薬だけでなく催眠作用もある効果の高いデパスですが、しっかりとした正しい薬の管理が必要です。
せっかく不安感を取り払いたくても薬が無ければ平常でいられないという状況では、かえって精神的にも肉体的にも良い事ではありません
依存に陥りやすいと言われている医薬品に不安のある方は今回ご紹介させて頂いたデパスの代用薬をご利用する事をおすすめします。