淋病は性感染症の1つで、女性と男性のどちらにも感染するリスクのある病気で、性病の中でも比較的発生する確率が高く、普段の性行為から注意する必要があります。
本記事では、淋病の潜伏期間や感染率についてご紹介!
男性と女性とで症状や感染率は異なるのか?治療するにはどれくらいの期間を要するのか?など、淋病について詳しくまとめていますので、淋病感染者や淋病の疑いがある方はぜひご参照ください!
淋病の早期治療には抗生物質が最適
淋病の感染経験者や淋病を今すぐ治療したい方に関しては、マクロライド系の抗生物質である「アジー」がおすすめです!
感染症はいかに早い段階で菌の増殖を防ぐかが重要となるので、少しでも淋病の疑いがある方に関してはアジーを使った治療を始めていきましょう。
アジーは、主成分をアジスロマイシンとする抗生物質で、淋病をはじめクラミジアやマイコプラズマなどに対しての有効性が認められているお薬です。
ジスロマックのジェネリック品という事もあり、通販サイトで安く手に入れる事ができ、また性病の元となる細菌の増殖を防ぐ効果があります。
淋病感染者や淋病感染の疑いのある方に最適なお薬です。
淋病の感染率や潜伏期間について
ここからは淋病の感染率や潜伏期間について少し詳しく解説したいと思います。
性病の中でもどれくらいの感染力があるのか?
感染するとどんな症状がでるのか?
男性と女性とで異なる点はあるのか?
など、淋病の感染拡大を防ぐためにも、必要最低限の知識は身につけておきましょう!
特に、性サービスに努める女性や通っている男性においては詳しく把握しておく事をおすすめします!
感染率や感染力はどれくらいか?
淋病の感染率の1つの指標となるのが、おおよそ30%です。
1回の性行為で約30%の割合で感染すると言われていて、性病の中でも高い感染率を持っています。
また、淋病に感染している女性においては、クラミジアとの併発リスクも高いと言われ、その確率は20~30%ほど。
もし淋病の症状を自分自身の体で実感しているのであれば、迷わずクラミジアの検査も行うべきだと言えるでしょう!
男性と女性の割合に関しては、とあるデータでは淋病感染者の内「男性が7割」「女性が3割」程度であるという情報もあるので、比較的男性の方が感染している傾向にあるというのがわかります。
ただし、女性の淋病では症状が出にくい、または無症状のケースもあるのでこの限りではありません。
潜伏期間は男性と女性で異なる?
淋病の潜伏期間は男性と女性とで異なります。
- 【男性】2日~7日程度
- 【女性】明確な期間はなし
男性の場合には尿道や肛門に症状が出やすい傾向にありますが、女性においては前述の通り無症状であることも多いため、明確な潜伏期間というのが定められていません。
感染経路や感染後の主な症状は?
淋病の感染経路に関しては、まず第一に性行為が挙げられますが、その他にもオーラルセックスや母子感染などもあります。
また断言はできませんが、ごく稀に手指やタオルからの感染が疑われる報告例もあるようなので、淋病感染者との接触はできる限り控えたほうが良さそうです。
主な症状は、男性と女性とで異なるので以下の表をご覧ください。
男性の症状 | 尿道の腫れ、尿道の膿、排尿痛、尿道炎、尿道の痒み、無症状 |
女性の症状 | 無症状、おりもの増加、子宮頸管炎 |
基本的には男性のほうが症状を実感しやすく女性の場合には無症状であることが多いです。
なので、男性が感染していることが判明した際には、女性も併せて薬を服用したり積極的に検査を受ける事をおっすめします。
淋病の治療期間や正しい予防方法
次に、淋病の治療期間や予防方法について解説します。
セックスやオーラルセックスでの感染率が高い淋病ですが、感染経路や予防方法を理解することで感染拡大を防ぐことにもつながっていきますので、性行為をする機会の多い男性・女性はこの機会に覚えておきましょう!
どんな検査方法がある?
まず、淋病の検査方法に関しては「尿検査」「膣分泌物検査」「膿の検査」「うがい液検査」などの方法があり、主に男性器、女性器、喉、肛門などの粘膜から検体を採取して行います。
男性の場合は泌尿器科や性病科、女性の場合は産婦人科や性病科などを受診してください。
膿・痛み・痒みなどの症状が出た際には、できる限り早めに受診する事をおすすめします!
どうしても病院に行くのが難しい場合には、万が一に備えて検査キットや抗生物質を常備しておくと良いでしょう!
治療期間はどれくらい?
治療期間に関しては男性・女性ともに1つの目安として1週間~2週間程度とお考え下さい。
また、治療が概ね完了した後でも一定期間は経過観察することが再発防止にも繋がりますので、その辺りはかかりつけの医師の指示に従う事が大切。
もし仮に淋病と他の性病を併発している場合には、これ以上の期間を要する可能性もありますので、あくまでも1つの目安としてお考え下さい。
予防するにはどうすればいい?
極論はセックスをしないことです!
次にコンドームを着用するのが一番効果的な方法ではありますが、オーラルセックスや口から口への感染リスクもあるので、コンドームですべて防げるわけではありません。
セックスを避けられない状況でであれば、コンドーム着用を前提としてオーラルセックスやキスは避けるべきですね。
また、風俗などの性サービスのお店を利用する方や、不特定多数の方との性行為、複数人での性行為なども淋病発症のリスクが一気に高まりますので、これらの行為は避ける事をおすすめします。
性病に感染しやすいSEXのパターン
上記に付随しますが、淋病や性病に感染しやすいセックスのパターンを改めてまとめてみました。
- ・風俗での性行為
- ・素性が知れない方との性行為
- ・性器や喉に症状が出ている方との性行為
- ・不特定多数の方との性行為
- ・複数人での性行為
- ・野外、不衛生な場所での性行為
こういった場所や状況下でのセックスに関しては、淋病だけでなく性病そのものへの感染率もアップしてしまうので、十分に気を付けてください。
【格安】淋病に効果のある抗生物質2選
レボフロックスは、主成分にレボフロキサシンを含む抗生物質で、淋病やクラミジアをはじめとする多くの感染症に効果のあるお薬です。
細菌感染症の治療に有効なクラビットのジェネリック品でもあり、コスパも良くリーズナブルな価格で購入する事ができます。
淋病やクラミジアに感染した事のある方や、再発防止のために常備しておきたい方におすすめです!
アジスラルは、性病全般に効果的なお薬ですが、その中でも特に「クラミジミア感染症、淋病、梅毒」などへの有効性が高いです。
細菌の増殖を抑えて菌を死滅させる効力があり、錠剤ではなくシロップタイプなので飲みやすいのも特徴の1つです。
潜伏期間の内に服用して治療期間を短縮する事にも繋がりますので、性行為の機会が多い方の常備薬としても適任。
【まとめ】淋病は男性と女性とで潜伏期間や症状にも違いがある!
- 淋病は男性と女性に発症する性病だが男性のほうが症状として出やすい
- 女性の場合には無症状な場合が多いので自覚なしで感染させているリスクもある
- 潜伏期間はおおよそ2日~7日程度、症状は男性と女性とで異なる
ここまでの情報からもわかる通り、淋病はどちらかというと男性のほうが症状が出やすい性病だということがわかります。
もちろん、女性も十分に警戒する必要があるのですが、無症状の事が多いがゆえに知らぬ間に感染者を拡大させているケースもあります。
いつどこで性病に感染しているかは判断が難しいので、最大限予防するためにも一時の感情に任せてコンドームの着用を怠らない事が大切。また感染の疑いが相手とのセックスは絶対に控えることです!
性病に感染したままセックスを続けると、パートナーにも迷惑がかかりますし、自分自身も他の性病を併発して治療が遅れてしまう事にもなりかねませんので、早期治療を心掛けていきましょう!