今回は女性に特化した内容で、妊娠中のカンジダ症におけるリスクや薬の服用に関してまとめてみました。
妊娠中の女性は非常にデリケートなので、体調管理や食生活などでも不安な気持ちになる事がたくさんあると思いますが、感染症においても不安要素は多いと思いますので、ぜひご参照ください!
感染症の自覚症状があっても焦らず1つ1つ対処していくことが大切です。
カンジダ症に最適の抗生物質をご紹介!
アシビルクリームはカンジダ症に効果のある軟膏薬です。
妊娠中の錠剤薬に関しては、赤ちゃんへの影響が気になる方も多いと思いますが、膣に直接塗布するタイプなので安心して使えます。
アシビルクリームを使う事で、菌の増殖を抑え、膣の痒みや痛みを緩和しカンジダ菌による症状を徐々に改善することができます。
妊娠中の膣カンジダに関する疑問まとめ
妊娠中のカンジダ症におけるよくある質問を以下にまとめてみました。
・妊娠中の発症
・赤ちゃんへの影響
・早産のリスク
・子供への感染
など、自分を含め産まれてくる子どもへの影響なども気になると思いますので、併せてこちらも参考にしてみてくださいね!
妊娠中の膣カンジダは大丈夫?
妊娠中のカンジダ発症は世の女性にはよくあることです。
そもそも、カンジダの菌は常在菌として常に体内に潜伏していて、妊娠中の免疫力低下やホルモンバランスの乱れによってその常在菌が増殖して発症するというものです。
実際に多くの女性が妊娠中にカンジダを発症しているケースがありますが、問題なく出産を終えている方がほとんどです。
カンジダ治療薬の赤ちゃんへの影響は?
基本的にお腹の中にいる赤ちゃんへの影響はほとんどありません。
ただ、赤ちゃんが生まれる時には産道を通らざるを得ないので、生まれる瞬間にカンジダ菌が赤ちゃんに感染するという可能性はあります。
万が一感染すると、赤ちゃんの口に白いカビ(鵞口瘡)や皮膚のかぶれなどが起こる場合も。
妊娠中のカンジダに関しては、できる限り出産前に治療しておくのがおすすめです!
妊娠中の感染は早産になりやすい?
あくまでも可能性の話ですが、妊娠中の細菌感染においては「前期破水」や「早産」を引き起こす事もあるようです。
前項に付随しますが、やはり妊娠中のカンジダ感染に関しては、出産間近で焦らずに余裕をもって治療に励むのが最善策と言えるでしょう!
また、免疫力低下やホルモンバランスの乱れによって発症しやすいため、普段の食生活への配慮や睡眠時間の確保なども意識することが大切。
膣カンジダは性行為に限らず発症する可能性がある
カンジダ症を性病だと勘違いしている方も多いですが、実際にはカンジダ症は常在菌であるカンジダが性器に感染して炎症を起こしている状態です。
もちろん、性器カンジダ症を発症している方とセックスをすれば、陰部同士の接触によって感染する可能性もありますが、特に女性の場合においては自発的にカンジダを発症する事も多々あるので、一概に性病とは言い切れないのです。
発症する原因について
カンジダ症を発症する原因として一番に挙げられるのが免疫力の低下です。
例えば、
- ・体調不良、過労、ストレス、体力低下による常在菌の繁殖
- ・ホルモンバランスの変化による自浄作用の低下
- ・ステロイド剤や抗生物質の服用による善玉菌の減少
- ・通気性の悪い下着・衣類の着用による陰部の蒸れ
主にこういった原因が考えられます。
一般的に多いのは免疫力の低下によるカンジダ菌の増殖ですが、他にも抗生物質やピルの服用が要因となってカンジダを発生させたり、陰部の蒸れなども菌が繁殖しやすい環境となるので注意が必要です。
自然治癒する可能性について
結論から申しますと、自然治癒にはあまり期待しないほうが良いです。
ネットで調べると、
「自然に治った」
「放置すれば自然治癒する」
というような情報も飛び交っていますが、確実に治るという保証はありません!
自然治癒に関しては、菌の増え方が緩かったりタイミングもあったりして、自浄作用でうまく症状を抑える事ができただけなので、そもそも根治には至っていませんし直ぐに再発する可能性も十分にあります。
なので、まずは薬を使って菌を最大限死滅させることを優先的に考えましょう!
妊娠中に膣カンジダになった人の意見や体験談
以下、実際に妊娠中にカンジダ症になった方の意見と体験談です。
私は15週目くらいの時にカンジダになりました。。ただカンジダになりやすい事は知っていたので特に焦る事もなくかかりつけの産婦人科で薬をもらって治療しました。あの時の痒みや本当に不快だったので早めに治すことをおすすめします!
妊娠中の膣カンジダは膣洗浄と薬でほとんど治る。自分で薬を塗ってみても治らない場合は早めに病院で相談しておきましょう。
カンジダは出産前までには治したほうがイイです!膣錠剤や軟膏薬でだいたい治りますのでご安心を!女性あるあるなのでそこまで気にせず普通に治療していけば大丈夫です♪
妊娠前からカンジダを発症していて、妊娠がわかってからも頻繁にカンジダになっていました。それでも無事に出産できましたし赤ちゃんにも何も影響はありません!放置するのはリスクがあると思いますが、普通に治療すれば平気です。
妊娠中にも実施できるカンジダ症の治療方法
妊娠中のカンジダにおいては基本的に薬を使った治療となります。
具体的な治療方法としては、
・膣錠剤
・軟膏薬
・錠剤薬
・膣洗浄
などが一般的です。
錠剤薬に関しては赤ちゃんへの影響が懸念されるので、妊娠してからの周期によっても使用有無が異なってくると思います。
あとは、バランスの良い食生活を心掛けたり、できる限りストレスフリーな生活を送って免疫力を低下させないように意識する事が大事です。
おすすめのカンジダ治療薬(軟膏薬)
クロトリマゾールジェルは、主成分をクロトリマゾールとするジェルタイプのカンジダ治療薬です。
カンジダの原因となる細菌の増殖を抑え、膣炎や痒みへの適応性があります!
カンジダ以外にも、水虫・たむし・白癖にも効力があるので、性器の痒みや痛み対策として自宅に1本は常備しておくのもおすすめです。
カネステンクリームは、カンジダ症に適したお薬で主成分にクロトリマゾールを含みます。
海外でも実績のある大手製薬会社バイエル社が製造・開発を手掛けるお薬なので安心ですし、抗菌作用もバッチリです!
デリケートゾーンの痒みや痛みなど、カンジダが原因となる症状に適応し、それらの症状を効率良く的確に沈めて症状を緩和してくれます。
KZクリームは、ケトコナゾールを主成分とするニゾラルのジェネリック品です。
カンジタ・いんきん・水虫・白癬に作用する抗真菌薬で、有効性が高く即効性にも優れているのが特徴!
感染症やカンジダ菌などが原因で性器に痒みや痛みを感じている方におすすめで、膣に塗るだけなので病院に行かずとも手軽に使えるのがポイントです!
【まとめ】カンジダ症は妊娠する前に薬で治療しておこう!
- 妊娠中のカンジダ症でも薬の使用は可能!主に膣座薬と軟膏薬での経過観察がメイン
- カンジダ症の自然治癒にはあまり期待できないので薬での治療を推奨
- 出産前にカンジダ症を抑える事が大切なので早期治療が大切
以上の事からもわかるように、妊娠中のカンジダ症は早く的確な治療が一番大切なポイントとなります。
放置したままにすると、赤ちゃんへも影響する可能性が高くなりますし、他の感染症や性病を併発するリスクも高まってしまいます。
いかに早い段階で適切な薬を使用して治療にあたるかが重要なので、ぜひ本記事の情報を参考にして早期治療に努めてください!
当サイトでもカンジダ専用の軟膏薬を取り扱っていますので、何かしらの理由で病院に行けない方や行くのが面倒な方に関しては、常備薬として1,2本は用意しておくと良いでしょう!!
自宅での治療で改善しなければ病院で相談する事をおすすめします。