サノレックスは日本で唯一承認されている食欲抑制剤で、一部の高度肥満症の方などに処方されるお薬です。
ネット上では「効果的な痩せ薬」「ダイエット薬に最適」という意見がある一方で、実際には習慣性医薬品にも指定されるほどの劇薬であり、法律でも安全性の確保が必要とされています。
今回は、そんなサノレックスの効果効能や一時期話題になったサノレックス事件について紹介したいと思います!
サノレックスの代わりになるダイエット薬
プロザックは、うつ病や不安障害などに効果のある抗うつ薬として販売されていますが、食欲を抑える薬としても効果的。
プロザックには食欲減退作用があり、過食症の方やダイエットのサポートにも役立ちます。
海外では実際にプロザックを飲んで痩せたという実績もあるので、サノレックスの代わりとしても適任と言えるでしょう。
サノレックスとは?
そもそもサノレックスがどんな薬かを知らない方も多いと思いますので、ここで改めてサノレックスの効果や成分、服用時の副作用についてご説明したいと思います。
「サノレックスは本当に危険なのか?」
「サノレックスを飲んでも安全なのか?」
など、気になる方は参考にしておきましょう。
サノレックスの効果・作用
サノレックスに期待できる効果・作用は以下の通り。
- ・高度肥満症における食事療法の補助
- ・高度肥満症における運動療法の補助
- ・食欲にかかわる神経に働きかけて食欲抑制
- ・体の消費エネルギーを促進
- ・代謝をよくして体重を減らす
基本的な用途としては肥満症のサポートや体の代謝アップを主な目的としてダイエットを促進させるというものです。
肥満症治療や痩せ薬と勘違いしている方もいますが、肥満症そのものを治療するためのお薬とは少し違います。
サノレックスの配合成分
サノレックスの主成分は「マジンドール」です。
また主な添加物には「ステアリン酸マグネシウム、ポビドン、トウモロコシデンプン、部分アルファー化デンプン、乳糖」などが含まれています。
なので、サノレックスを処方してもらう際には、これらの成分や添加物に対してアレルギー反応がでないかを事前に確認する事が大切です。
日本ではマジンドールを主成分としたサノレックスが、スイスに本拠地を置くノバルティスファーマ社から販売されています。
サノレックスの副作用
サノレックスの主な副作用としては、
口渇感、便秘、悪心・嘔吐、睡眠障害、胃部不快感
などが挙げられます。
これらの副作用はあくまでも一部の報告例であり、必ずしも副作用が起こるというわけでもありませんし、逆も然りでこれ以外の副作用が起こる可能性もあります。
気になる?サノレックス事件の真相に迫る
さて、この記事の本題でもあるサノレックス事件が気になる方の為に、実際にニュースになった内容を踏まえてサノレックス事件について解説したいと思います。
そもそもサノレックス事件とはなにか?
サノレックスは違法なのか?
など、気になる事件の真相を紹介します!
サノレックス事件とは?
肥満患者の食欲抑制剤として処方される向精神薬「マジンドール(商品名・サノレックス)」を中国人に不正譲渡したとして、関東信越厚生局麻薬取締部が麻薬取締法違反(営利目的譲渡)の疑いで東京都港区、医師、渋谷雅彦容疑者(57)を逮捕していたことが26日、分かった。渋谷容疑者は容疑を認め、「金もうけのためだった」なとど供述しているという。
こちらを見て頂くとわかる通り、これがサノレックス事件の真相です。
要は、法律で向精神薬に指定されている劇薬をお金儲けの為に中国に転売してしまったというわけですね。
サノレックス事件の問題点
まず、サノレックスは劇薬として向精神薬に指定されているので取り扱いにも十分な注意が必要です。
一個人が市販で買えるような代物ではなく、医師が患者の治療を目的として処方すること以外には使用が認められていません!
もし仮に譲渡してしまった場合には、3年以下の懲役が科され、また利益を目的として違反した場合には5年以下の懲役や100万円以下の罰金が科せられます。
なので、今回のサノレックス事件に関しては完全なる利益目的の譲渡・転売となるため、麻薬及び向精神薬取締法違反に該当したという事で逮捕に至ったというわけですね。
やせ薬の気になる疑問
ここでは、ネットでも話題になっている痩せ薬や食欲抑制剤に関してのよくある疑問をピックアップしてみました。
サノレックス以外で人気の高い痩せ薬をランキングで紹介しているので、こちらも合わせてご覧ください。
簡潔にご説明していますが、知っておいて損のない情報だと思いますので、ネット通販や市販でお薬を購入する時の参考にしてみてください。
やせ薬の転売や譲渡について
サノレックス事件の真相を見てわかる通り、痩せ薬の転売や譲渡はNGです。
個人輸入であれば食欲抑制剤も一個人で購入する事ができますが、これに関しても転売や譲渡は法律違反となりますのでご注意ください。
個人輸入で購入する場合には、あくまでも個人が使用する事を目的として買うのが法律の範囲内です。
やせ薬の効果効能について
そもそも何をもって痩せ薬と認定するのかが難しいところですが、仮に食欲抑制剤や肥満治療薬などが痩せ薬だとすると、効果もそれなりに期待できます。
サプリとは違って医薬品として販売されたり処方されているので、効果に関しては申し分ないと言えるでしょう。
ただし、よくわからない成分を含んでいる薬や怪しい謳い文句で販売されているダイエットサプリなどに関しては、恐らく効き目はほぼほぼ0に近しいと思います。
やせ薬を購入する際の注意点
やせ薬に限ったことではありませんが、まず注意するべき点は、
・どんな成分が配合されているのか?
・自分はアレルギーなどはないか?
・副作用はあるかないか?
などが最優先です。
また、これら以外にも持病のある方や妊娠中の方などにおいては注意するべき点がありますので、自分自身の体調を十分に理解した上で利用する事が大切です。
一般医薬品と向精神薬の違い
薬と言ってもいろいろと分類があります。
まず大まかに分けると、「毒薬」「劇薬」「普通薬」があり、この内「毒薬」「劇薬」は「麻薬」「覚せい剤」「向精神薬」などを含む毒性の高いものなので非常に危険です。
また、「普通薬」に関してはドラッグストアなどでも手軽に購入する事ができますが、こちらもあくまでも医薬品なので取り扱いには十分な注意が必要です。
どんな薬でも、使用する際には注意事項や使用用途などをしっかりと確認するようにしましょう!
【おすすめ】通販で購入できる痩せ薬3選
オルリガルは、肥満阻害薬として開発された「ゼニカル」のジェネリック医薬品です。
アメリカのFDAでも認可されているオーリスタット成分を配合しているのが特徴で、脂肪分解の働きをしているリパーゼの働きを抑制する働きがあります。
食べながらダイエットできるとして話題の痩せ薬です!
トールは利尿作用がある医薬品で、ダイエットや浮腫み取りなどに使用されているお薬です。
トラセミド成分を有するトールは、同じ利尿剤のラシックスのように血圧を下げる作用は無く、浮腫み取りに特化した利尿剤として人気があります。
低カリウム血症も起こりにくくなっているのでおすすめ♪
ダイエットセットは当サイトオリジナルのセット商品です!
糖尿病患者のブドウ糖を体外に排出することで血糖値を下げ、体重の増加を食い止めた痩せ薬として話題の「フォシーガ錠」、水分を排出することで、むくみの改善効果や体内の不要な老廃物を排出しデトックス効果も期待できる「ダイトール」、欲を抑えることで健康的にダイエットすることを目指すサプリ「アーユルスリム」を贅沢にまとめ買いできます!
もちろん、それぞれ個々に使用してもOK!
サノレックス事件と痩せ薬に関するまとめ
- サノレックスは習慣性医薬品に指定されている劇薬である
- サノレックスの転売や譲渡は法律違反になるので要注意
- 痩せ薬は何を目的としてどの薬を使用するかが大事
以上がサノレックスに関する解説となりますが、いかがでしたか?
食欲抑制剤として一躍人気を得たラシックスですが、現状では副作用や服用時のリスクが強いとして劇薬に指定されています。
とは言え、個人輸入通販では安全に購入できる食欲抑制剤や肥満治療薬なども販売されていますので、自分の目的をもう一度改めて自分に適した薬でダイエットを促進していきましょう!
海外では当たり前のようにダイエット薬を飲んでいたりするので、個人輸入を介して自分の体に合ったお薬を選んでみてくださいね♪