エチラームの作用時間は？鬱病への効き目や薬の強さの違いについて

2019-11-15

今回の記事はエチラームの作用時間についてです。

抗うつ薬の中にも種類があって、効き目の長いものから効き目の短いものまで効果の持続時間はさまざまです。

エチラームの作用時間や鬱病への効き目などを紹介しつつ、飲み忘れた時の対処法やエチラームと同等の作用が期待できる抗うつ薬情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください！

ぴあ子

個人輸入禁止となったエチラームの代替薬をお探しの方は必見です！

エチラームの効果や作用時間はどれくらい？

まずはエチラームの効果や作用時間についてですが、エチラームが鬱病や不安障害に効果的だと知っている方も多いと思いますが実際の効果継続時間は長くありません。

実際に服用した際に期待できる効果とその作用時間を以下にまとめてみましたので、ひとまずご覧ください！

エチラームを服用した際に期待できる効果については以下のような症状が挙げられます。

ざっくり言えば、主に不安感・緊張感・睡眠障害に適応したお薬ですが、その他にも「筋緊張、頸椎症、腰痛症、筋収縮性頭痛」などの効果が期待できるとされています。

エチラームのイメージとしては鬱病に対する効果だけと印象づいている方も多いと思いますが、実際にはいろいろな作用や働きがあります。

エチラームにはエチゾラム成分を使用しているのが最大の特徴で、このエチゾラム成分の作用がエチラームの基本的な効果効能となります。

作用時間に関しても同様で、エチゾラムに関しては短時間型の抗うつ薬としておおよそ「3時間～6時間」程度が効果の持続時間となります。

後程詳しく記載しますが、抗うつ薬にも「短時間型」「長時間型」のように作用時間によって区別されているという事を覚えておきましょう。

ぴあ子

エチラームに関しては短時間型の抗うつ薬に該当しますが、その分即効性や効果の効き目は早いと言われています。

エチラームを飲み忘れた場合の対処法に関してですが、これは飲み忘れてからどれくらいの時間が経過しているかで大きく変わってきます。

作用が強い分、連続で服用するのも危険ですし間隔をあけすぎても効果的ではありません！

だからと言って焦って飲んでもリスクが高いので、以下のパターンを参考にしつつ飲み方を調整してみると良いでしょう。

飲み忘れに気づいてからそこまで時間が経っていない場合には、思い出した時にすぐに飲むようにしてください。

基本的に1日の摂取量はある程度定められていますので、次に飲む時間が迫っている時に服用するのは危険ですが、まだまだ次の服用までに間隔があいているのであれば早めに飲むことをおすすめします。

逆に飲み忘れに気づいてから次の服用予定時間までの間隔が短い場合には焦って飲む必要はありません。

というよりも、むしろ飲まない方が良いです！

2回分を1回で服用するのは絶対にNGなので、飲み忘れてから半日経過したりほぼ1日経過している時には、1回分の服用は飛ばして次の服用のタイミングから今までと同じように飲むようにしましょう。

短時間型 (半減期が3～6時間程度)	エチゾラム(デパス、エチラーム) クロチアゼパム(リーゼ) フルタゾラム(コレミナール)
中間型 (半減期が12～20時間程度)	ロラゼパム(ワイパックス) プロマゼパム(レキソタン) アルプラゾラム(コンスタン)
長時間型 (半減期が20～100時間程度)	メキサゾラム(メレックス) ジアゼパム(セルシン) オキサゾラム(セレナール) メダゼパム(レスミット) フルジアゼパム(エリスパン) クロルジアゼポキシド(コントール) クロキサゾラム(セパゾン) クロラゼプ酸二カリウム(メンドン)
超長時間型 (半減期が100時間以上)	プラゼパム(セダプラン) ロフラゼブ酸エチル(メイラックス) フルトプラゼパム(レスタス)