今回は、入れ墨を彫ってみようと考えている方の為に、おすすめの麻酔薬や入れ墨のリスク&デメリットについてお伝えしたいと思います。
入れ墨は彫ったら一生ものなので、後悔のないように考える事が大切です。
5年後10年後に「やっぱり彫らなきゃよかった」と思う方もたくさんいますので、まだ検討中の方は本記事の情報を参考にして検討してみましょう!
入れ墨を彫る前に知っておきたい事
まず、入れ墨を彫る前に知って頂きたいのは、彫った際のリスクや彫る場所についてです。
入れ墨をオシャレの一環として考える方も増えていますが、日本国内では厳しい目で見られるのはもちろんのこと、外出する際にもいろいろと不便な点がありますので、予め覚えておきましょう。
数年前にも彫師を名乗る方が全国で初めて検挙された事例がありますので、彫る場所の選定も重要です。
入れ墨を彫るのはリスクがある
入れ墨を彫る事によるリスクとしては、感染症や肝炎などです。
これはどの情報サイトでも書かれていますが、入れ墨を彫る際の器具をしっかりとメンテナンスしていないと感染症を引き起こす可能性があります。
また、広範囲に彫ってしまうと「やっぱり消したい」と思った時の治療費用も莫大になりますので、まずはリスクを最小限に抑えられるように考えてみましょう。
入れ墨による不便な点・デメリット
入れ墨を彫る事によるデメリットは以下の通りです。
- ・温泉やプールに入れない
- ・場所によっては海も入浴禁止
- ・トレーニングジムに入会できない
- ・MRI検査を受けられない可能性が高い
- ・生命保険に加入できない&保険金が下りない可能性がある
などなど、「自分にはそんなの関係ねぇ」と思っている方も多いと思いますが、実際に上記に挙げたような場所に出くわした際に「やっぱり彫らなきゃよかった」と後悔する方もたくさんいますので、これらのデメリットをもう一度深く考えてみましょう。
例えば、将来子どもができた時にも一緒に温泉やプールに入れない可能性も高いですし、自分が亡くなった時にも保険金が下りないケースもあるんです。
場所によっては衛生的な問題もある
特に格安で彫ってくれる個人店のような場所ではそういったリスクが高く、そもそも彫師は医師免許を取得しているわけでもないので、衛生面的にも安全な環境が整っているとは言えません。
最悪の場合、器具の使いまわしなどで対応されてしまう事もあるので、感染症のリスクがかなり高くなってしまいます。
とにかく、施術場所に関しては公的な医療機関で行われているわけではありませんので、実績のある場所だとしても安全性や衛生面は必ずしも大丈夫とは断言できないという事です。
入れ墨を彫るなら痛み止めを用意したほうが安心
ここまでの内容を踏まえても「自分は彫りたい」と思った方に関しては、特に何も言う事はありません。
あとは、実際に彫る事を想定した時の為に、痛み止めや鎮痛剤を用意しておくのが無難というだけです。
痛みに自信がある方は市販の薬で
入れ墨の施術は痛いと思う方と痛くないと思う方が半々くらいです。
痛みに弱い方や皮膚が弱い方だと、入れ墨を彫っている間や彫った後もしばらくは痛みを感じ続けるので、それが嫌で途中で辞めてしまう方もいます。
なので、市販やネット通販でも気軽に買える鎮痛剤や皮膚表面麻酔薬などを用意しておくと良いでしょう。
痛みが嫌いなら効果の強い麻酔薬で
痛みに自信がない方は、少し本格的な皮膚表面麻酔薬を用意しておくのがベストです。
恐らく、市販で売っている局所麻酔薬では効き目を実感できないかもしれませんので、少し作用の強い麻酔薬を使用するのがおすすめ。
例えば、医療現場などでも使用されているリドカイン成分などを含んでいる局所麻酔薬を事前に用意しておくと安心ですね。
入れ墨におすすめの局所麻酔薬をご紹介
以下の2つは当サイトでもおすすめしている局所麻酔薬です。
市販・楽天・Amazonなどでは購入できないお薬なので、個人輸入を利用して海外のバイヤーから正規品を仕入れています。
くすりぴあで取り扱っている医薬品は、100%正規品にて販売していますので安心してご利用頂けます。
①リドカイン
海外の医薬品メーカー「アストラゼネカ社」が販売しているリドカインは、世界的にも使用されている皮膚表面麻酔薬です。
痛み止めや傷薬などにも頻繁に使用されている医薬品成分を配合しているのが特徴で、クリームタイプで使いやすく誰でも簡単に使用できます。
タトゥーの術後の痛みだけでなく、脱毛の後やその他の痛みにも有効なので、自宅に1本用意しておけば安心です。
②キシロカインゼリー
キシロカインゼリーはリドカイン成分を2%配合したゼリータイプの皮膚表面麻酔薬です。
クリームタイプ同様に使いやすく、入れ墨の施術後や脱毛の施術後に使用できるのはもちろん、早漏改善などにも役立ちます。
1本で幅広く使えで値段もそこまで高くないので、日本国内でも多くの方が個人輸入を利用して購入しています。
局所麻酔薬を使い方や使うタイミングについて
局所麻酔薬を使うタイミングとしては、基本的に痛みを感じている時です。
薬の種類によっても異なりますが、効果が出るまでにも30分~1時間くらい程度の時間がかかりますので、余裕をもって使いのがおすすめ!
また、1日に使える回数や効果の作用時間も薬の種類によって異なるので、用量・用法は絶対に確認してから使うようにしてください。
効果を十分に感じるためには正しく使用する事が大切です。
局所麻酔薬の選び方と安全に購入する方法
ズバリ、局所麻酔薬を購入する際には以下のポイントンに気を付けましょう!
- ・どんな配合成分が含まれているのか?
- ・どれくらいで効果を得る事ができるのか?
- ・副作用やアレルギーなどのリスクはあるのか?
どんな薬にも多少なり副作用のリスクはありますので、副作用が一切ない薬を選ぶ事は難しいと思いますが、配合されている成分などは事前に確認できるはずなので、見逃さない事が大切です。
例えば、「併用禁忌薬を使っている」「皮膚アレルギーがある」という方に関しては、特に注意が必要なので、かかりつけの医師に相談しながら利用する事を推奨します。
ぶっちゃけ入れ墨の施術後って痛みがあるの?
結論から申しますと、これは人それぞれです。
「入れ墨を彫ったけど、めちゃめちゃ痛かった」
「もう二度と彫りたくないくらい痛みを感じた」
「全然痛くなかった」
「寝てる間に施術が終わっていた」
など、意見はさまざまなので、ハッキリ言って他人の意見はあまり参考にならないと思います。
ただ、痛くない事に越したことはないので、もし彫るのであれば予め痛みを感じる前提で覚悟しておくのが気持ち的にも楽かもしれませんね。
入れ墨を彫る事が適さない人や施術前後に注意するべきポイント
入れ墨は皮膚の内側に墨を入れるものなので、先ほども申し上げた通り感染症や肝炎などの発症リスクもあり、彫る際にも十分に注意が必要です。
また、それ以外ではそもそも入れ墨を彫る事にリスクがある方がいますので、彫る決断をする前に以下をご参照ください。
【入れ墨を彫るのに注意が必要な人】
- ・妊娠中や授乳中の方
- ・糖尿病や血液関係の持病がある方
- ・常備薬を常に服用している方
- ・日焼けしている方
- ・20歳未満の施術
など、彫師や彫る場所によっても意見は変わってくると思いますが、最低限この辺りのラインは守るようにしましょう。
また、彫った後も2週間~3週間くらいは安静にしておくのがベストなので、プールや海、温泉などに行く予定のある方はその辺りのスケジュールも管理しておく事を推奨します。
【まとめ】入れ墨用に麻酔薬を購入するなら安全なルートで買おう!
- 入れ墨を彫るなら皮膚表面麻酔薬(局所麻酔薬)を用意しておくと安心
- 市販の麻酔薬よりは個人輸入の方が効果は強く痛み止めとして役立つ
- 入れ墨を彫る事にはたくさんのデメリットがあるのでよく考えてから彫る決断をすることが大事
以上が今回の総評となりますが、とりあえず言える事は入れ墨を彫る事に関しての人体的なメリットは1つもないという事です。
あくまでも彫るのは「自己満足」「オシャレ」「カッコよさ」だけだと思いますので、将来的な事や健康上のリスクをしっかりと考えて決断しましょう。
また、麻酔薬を使用する際にも薬を使用する上での注意点がありますので、各麻酔薬の指示に従う事はもちろんの事、できれば医師に相談してから使う事をおすすめします。
入れ墨を彫って後悔する方は恐らく半数以上だと思いますし、やはり将来的な事を考えるとメリットは少ないと思うので、今リアルタイムで悩んでいる方は慎重に決断するようにしましょう。