喉ケアや咳止め用に吸入器を利用している方も多いと思いますが、意外と家庭用に1台だけ設置して対処している方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、そんな喉ケアや咳止め、その他にも気管支喘息や気道閉塞性障害の症状を緩和する際に便利な吸入器について紹介したいと思います。
咳が出たり喉が痛くなる下人や対処法なども併せてまとめていますので、喉や気管支の辛い症状にお悩みの方は必見です!
そもそも咳や喉が痛くなる原因にはどんな事が考えられる?
まずは吸入器を紹介する前に、咳や喉が痛くなる原因についての理解を深めておきましょう。
そもそも原因をしっかりと把握しておかないと、薬や吸入器を使って一時的に症状を緩和できたとしてもきっと再発してしまうので、以下にまとめた内容を参考程度にでもご覧頂き、どんな原因が考えられるのか把握しよう!
咳の主な原因
咳の原因はさまざまです。
一般的には咳と言えば風邪が代表的な原因ですが、他にも「インフルエンザ、急性気管支炎、肺炎、肺結核、肺血栓塞栓症、肺がん」などの症状として咳がでる事がありますので、意外と安易に考えてはいけないのです。
さらに、咳の症状が3週間以上続く場合には「咳喘息、アトピー咳嗽、副鼻腔気管支症候群、胃食道逆流症、慢性気管支炎」などである可能性も高くなりますので、不安な方は病院に行って詳しい検査を受ける事をおすすめします。
喉の痛みの主な原因
喉の痛みに関しても咳同様にいろいろな原因が考えられます。
例えば、代表的なものだと「風邪、プール熱、インフルエンザ」などがあり、他にも急性のウイルス性咽頭炎や気管支炎などが原因で喉が腫れたり痛むことがあります。
それ以外にも病気ではなく「飲酒、喫煙、声の出し過ぎ」などが原因で喉が痛くなる事もあったりするので、一概に病気だけが原因とは断言できません。
咳や喉の痛みが続く場合の対処法
では、咳や喉の痛みが続く場合にはどのように対処すれば良いのだろうか?
対策方法や対処法もさまざまですが、痛みが続く場合には早々に治療を進めていく必要がありますので、具体的な対処法も覚えておきましょう。
以下に咳や喉の痛みが続く場合の対処法をピックアップしてみましたので、ご参照ください。
- ・水分補給する
- ・のど飴を舐める
- ・枕の位置を高めに調整する
- ・室内の乾燥を防ぐ
- ・マスクをつける
- ・はちみつを舐める
- ・吸入器を使う
- ・薬を飲む
ざっくりですが、これらは喉や咳の痛みを感じた時に直ぐに実施できる対処法です。
まずは、症状が悪化しないようにマスクや手洗いうがいをすることを前提として、あとは喉を乾燥させないように対処していくのが一般的です。
その他にも、枕の位置を高くすることによって胃酸の逆流を防いだり鼻水が喉に垂れるのを防ぐ効果が期待できるので、こういった豆知識を取り入れてみるのもおすすめですね。
吸入器には家庭用と携帯用の2つある
少し話が逸れましたが、喘息や気管支炎を発症した際にはどんな吸入器を使うのが良いのか?
実は、吸入器には大きく分けて以下2つの種類があります。
- ・家庭用の吸入器
- ・携帯用の吸入器
それぞれ使い勝手も異なるもので、2つとも用意してある方もいれば1つしか用意していない方もいると思いますが、まずはこれらの特徴を簡単に説明しておきましょう。
家庭用吸入器について
家庭用の吸入器に関しては、まずサイズ感が大きめに設計されています。
あくまでも自宅用として使うように作られていますので、携帯用として持ち運ぶのはかなり面倒ですが、機能は充実しているので一家に一台あっても損はないと思います。
携帯用吸入器について
最近主流になっているのが携帯用の吸入器です。
携帯用に関してはスマホサイズくらいの感覚で持ち運びできるので非常に便利で使い勝手が良いのが特徴です。
家庭用とそこまで機能性は変わりないので、外出の多い方は携帯用を常備しておくのがおすすめです。
正直なところ、家庭用も携帯用も吸入器の機能性はそこまで変わりません。
機能が良ければどちらも値段がそれなりにかかりますし、逆も然りで機能がシンプルであれば値段もリーズナブルな設定となっています。
まずは、使うシーンや生活習慣を考えて、自分にピッタリな方を購入すればよいでしょう!
携帯用に便利!おすすめの吸入器3選
以下、当サイトくすりぴあで取り扱っているおすすめの吸入器です。
医療現場でも使用されている成分を含んでいるのが特徴で、主に喘息や気管支炎などによるのどの痛みや咳に対して効果を発揮します。
100%正規品を取り揃えていますので安心してお買い求めいただけます♪
【おすすめ①】アスタリン HFA 吸入器
アスタリンは個人輸入でも人気の吸入器で、気管支喘息・慢性気管支炎・肺結核・小児喘息・肺気腫・気道閉塞性障害・早産予防などの幅広い症状に適応しているのが特徴です。
主に気管を広げて呼吸をしやすくする効果が期待できるので、喘息や気管支炎による咳の症状が酷い方におすすめです。
【おすすめ②】セロフロ インヘラー 吸入器
セロフロインヘラーは、有効成分に「フルチカゾン」と「サルメテロール」を含んでいるのが特徴。
気道の過敏を抑えたり気道を広げたりする作用があり、それによって喘息などの咳の症状を抑える効果が期待できるというものです。
有名な喘息薬であるアドエアのジェネリック医薬品です。
【おすすめ③】ロタヘイラー吸入器
ロタヘイラー吸入器に関しては、薬が別売りとなっていますがこちらも人気の吸入器です。
病院でも処方されているアドエアのジェネリック品であるセロフロ ロタキャップとセットで使用する事で効果を得る事ができ、ゼーゼーした喘息の辛い症状に適応します。
急な発作を抑えたり、毎日の喘息予防などにもおすすめです!
辛い咳や喉の痛みをケアする方法は?
喉の痛みや咳の原因、おすすめの吸入器に関する情報は以上となります。
最後に、咳やのどの痛みを事前にケアする方法をいくつか紹介しておきたいと思いますので、対処法だけでなく事前予防の手段も頭に入れて効率良く対策していきましょう。
手洗いうがいは絶対に欠かさない
これは必須事項です!外出した際にはいろんなウイルスを持って帰っている可能性がありますので、まずは手洗いうがいをして菌をできる限り落とすのが大事。外に出かけたり人混みの多い場所に言った後には欠かさないようにしましょう。
喉に優しい食べ物や飲み物を摂る
対処法の部分でも少しだけ紹介していますが、例えば「はちみつ」「のど飴」などがおすすめです。いかに喉を潤した状態をキープできるかが重要なので、喉が痛い時や咳が酷い時は常備しておくと良いですね。
寝る時のマスクもおすすめ
夜寝る時など体が温まった状態になると急に咳が出る事もあると思います。また布団のホコリなどが原因で咳き込んでしまう方もいると思うので、その対策や喉の乾燥を防ぐ手段としてマスクもおすすめです。
室内は乾燥させないようにキープ
特に冬場などは室内も乾燥しやすい状況になっている事が多いので加湿器などを使って室内が乾燥しない状態を作るようにしましょう。ただし加湿し過ぎるのも良くありませんので、適度に加湿するのがベストです。
【まとめ】吸入器は自宅用と携帯用の2つ揃えておくのがおすすめ
- 喉の痛みや咳が止まらない時にはできる限りの対策をして症状を悪化させない事が大事
- 喘息や気管支炎には吸入器や吸入薬がおすすめ!気管を広げて症状を和らげよう!
- 吸入器にもいろいろな種類があるが使いやすくて持ち運びにも便利な携帯用がおすすめ
という事で、吸入器に関しては持ち運びにも便利な携帯用を常備しておくのがおすすめですが、金銭的にも余裕があるのであれば自宅用にも1台常備しておくと良いでしょう。
あとは、いかに喉を潤して症状を悪化させない、咳を発生させないかが重要なので、普段から咳や喉の痛み対策は怠らないようにしてください。
気管支炎などは突発的に発症する事もあるので、今現在健康な方でも十分に注意して対策しておく事をおすすめします!