レビトラは、ドイツのバイエルという製薬会社が開発し、販売しているED治療薬です。
日本国内でも人気の高いED治療薬レビトラですが、現在ED専門のクリニックや病院においても品薄状態となっており、処方中止・販売中止のお知らせを出しているところがほとんどとなってしまいました。
品薄状態になってしまった理由とは何なのでしょうか？また、販売を再開する可能性はあるのか？など、現在品薄のレビトラについてまとめたので、是非ご覧ください。
くすりぴあならまだ「バリフ」を購入出来ます！
バリフはレビトラのジェネリックで医薬品でバルデナフィル塩酸塩の用量も20mgと同じです。
レビトラ同様に即効性のある勃起力を得られながらに、レビトラが製造中止で品切れの間も供給され、また価格もレビトラの2割程度と圧倒的に安いのが特徴です。
レビトラジェネリックは日本では特許の関係で認可されていませんが個人輸入通販を利用して購入することが可能です。
レビトラが品薄になった理由とは？
ED治療のためにレビトラをいつも処方してもらっていたのに在庫がないと言われてしまった…
ED治療薬には他にもバイアグラやシアリスといった名前の薬が知られていますがレビトラに慣れているからあんまり変更したくないと思っている方も多いでしょう。
同時に品薄が予想されているバリフの代わりになる代替薬についても心配されている方が少なくありません。
一体なぜレビトラが品薄になってしまったのでしょうか？まずはその理由について解説していきます。
【2018年1月】レビトラ製造中止
実はレビトラは2018年にも一度品薄状態になったことがあります。その時には、以下の2種類のレビトラ錠が品薄となりました。
- レビトラ錠10mg
- レビトラ錠20mg
この理由は2018年1月に、レビトラメーカーであるバイエル社の工場が改修工事をしていたためとされています。
改修工事を行った理由については公表こそされてはいませんが、これと同じ時期に関連性のありそうなニュースがありました。
◆バイエル社は2018年1月、アメリカの政府機関FDAに、「レビトラ錠には他の薬品の粉末が混入している可能性がある」と指摘があったとされており、バイエル社の当時の工場では生産ラインこそ分けられていても、別の薬も同じ工場内で製造しており、バイエル社としても極微量の粉末が飛散・混入する可能性をゼロと断言することができなかった。
これによりバイエル社は急遽工場の改修工事を行うこととなった。◆
レビトラが品薄になった原因？FDAとは？
FDAとは『米国食品医薬品局』のことで、日本で言うところの厚生労働省のような機関です。
バイエルが改修工事を行いその間レビトラが品薄になっていた理由はFDAからの指摘があったせいだという見方が強まっています。
その当時の、バイエル社からは2018年の5月～6月ごろにはレビトラの供給も再開されると発表されていましたが、実際にレビトラの供給が再開されたのは2018年末から2019年の頭となっていました。
- レビトラ錠10mg…2018年12月再開
- レビトラ錠20mg…2019年01月再開
レビトラと同効果のジェネリック「ブリトラ」なら入手可能！
ビリトラ/ブリトラはレビトラジェネリックでバルデナフィル塩酸塩を主成分とし、レビトラと同じ効果がありながら副作用の出現を抑えたもので評価が高く、レビトラジェネリックとしても長い歴史があるED治療薬です。
「ビリトラ」「ブリトラ」と呼ばれますが同じお薬で、服用後最短15分程度でED改善効果が現れる事で高い人気を誇っています。
ビリトラ/ブリトラはレビトラジェネリックの中で唯一高用量の60mgを製造している為、1/4や半錠にカットして使用する事でコストカットを容易に行えますし、通常の20mgでは効果が出にくい方にもおすすめです。
【2019年3月】レビトラ製造中止
レビトラ錠の製造・供給が再開されてから2ヶ月ほど経ち、このまま品薄が解消されていくのかと思われた矢先、急遽再びの供給停止がバイエル社より発表されました。
発表内容によれば、
- レビトラ錠5mg10錠(10錠×1)
- レビトラ錠10mg20錠(10錠×2)
- レビトラ錠10mg40錠(10錠×4)
- レビトラ錠20mg20錠(10錠×2)
- レビトラ錠20mg40錠(10錠×4)
について、海外工場における生産遅延で現在の在庫がなくなり次第供給停止となります…とのこと。
再度供給が止まってしまった理由は生産遅延との事ですが、長期に渡り製造工場を改修していた為レビトラの製造に時間がかかっていると言う事なのではないでしょうか。
また、発表には、
昨年12月17日よりレビトラ錠10mg、本年1月15日よりレビトラ錠20mgを供給再開させて頂いておりましたが、再度供給停止で多大なご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。 尚、供給再開の時期につきましては改めてご案内させていただきます。 安定供給は製薬会社としての使命であり、患者様を含め医療関係者の皆様方への多大なるご迷惑、 ご心配をおかけしていることを深く陳謝いたします。供給の再開に向けて全力を尽くすとともに、 より安定供給のできる体制づくりを行ってまいります。
という内容の文言も入っており完全な生産終了ではなく供給の再開をする意思はあるようです。
レビトラの販売はいつ再開される？
レビトラ供給停止の理由としては生産が追いつかないという事でしたが、｢供給再開の時期については改めてご案内させていただきます｣と発表された2019年3月から、2020年になった現在まで製造再開のお知らせは出ていません。
レビトラは供給再開の目処は全く立っていないと言っても良いでしょう。
ED治療薬のレビトラを愛用してきた方にとってはかなり辛い状況になっているのですが、レビトラのジェネリック医薬品であれば海外からの個人輸入で在庫のあるサイトから入手する事も可能です。
正規品のレビトラ、まだあります！
【レビトラ(levitra)】
【内容量】10mg・20mg
どうしてもレビトラの正規品を手に入れたい！それならまだ在庫を確保しているくすりぴあで購入しましょう。品薄になっている状況でも未だ在庫を確保できている理由は、正規のサプライヤーが一早く製造・販売中止されるという情報を入手し、素早く確保できたからです。現在、様々な病院やサイトで品薄になっている正規品のレビトラを入手できるチャンスはあとわずか！是非今のうちに手に入れてください。
現在でもレビトラを入手する方法はある？
病院やED治療専門クリニックなどに行っても、レビトラの在庫はおそらく殆ど無いでしょう。現在レビトラを処方してもらうことは難しい状況となっています。
クリニックや医師によっては代替品としてバイアグラやバイアグラジェネリックを勧めてくるところもあるかもしれません。
そもそもジェネリックを使用するのであれば、バイアグラジェネリックではなくレビトラと同じ成分を持ち、同じ効果が期待できるレビトラジェネリックを希望したいところでしょう。
しかし、レビトラのジェネリック医薬品は現在日本国内では未承認となっているため処方してもらうことはできないのです…。
レビトラがクリニックに入荷した瞬間を狙う
レビトラの供給再開の目処が立たないため、今後もレビトラは入手困難となるでしょう。
都心部のクリニックではレビトラの残り在庫数や少量入荷の情報などをSNSで発信するなどしている病院もありますが、いずれもレビトラの20mgはやはり入手困難、レビトラ10mgに関しても在庫僅かという情報が多く、もはや争奪戦状態です。Twitterなどで入荷のお知らせが流れた次の日には在庫切れとなっている可能性も高いというのが現時点での見解です。
個人輸入ならレビトラジェネリックも入手可能
レビトラジェネリックは、日本国内で処方してもらうのではなく、購入・使用全てにあたって自己責任のもとで個人輸入することによって入手することも可能です。
個人輸入代行サイトを眺めてみると、レビトラの主成分と同じ、バルデナフィルを有効成分とするED治療薬をいくつか見つけることができます。
例えば、レビトラジェネリックのバリフ20mgならレビトラ20mgと使い方は全く同じで、もちろん食事の影響を受けづらいレビトラのメリットもそのままです。
バリフの特長や効果効能についてはこちらで詳しくまとめていますので、一度読んでいただければと思います。
レビトラジェネリックは安い＆種類が多い
レビトラはED治療薬の中でも世界的に人気が高く、需要も多い薬です。そのため、ジェネリックの開発・生産も世界的には活発で、たくさんの種類があります。
また、価格の面でも非常にお得でレビトラの9分の1近い価格で購入できるジェネリックもあります。
| 商品名 | レビトラ | バリフ |
|---|---|---|
| 入数 | 20mg4錠 | 20mg10錠 |
| 参考価格 | 1箱7080円 | 1箱1880円 |
| 1錠あたり | 1770円 | 188円 |
レビトラとレビトラジェネリックであるバリフの1錠あたりの価格を比べてみると、およそ9.4倍もの差があることがわかります。
人気のレビトラジェネリックを一部ご紹介！
価格も安く効果はレビトラと同じジェネリック医薬品をいくつかご紹介させていただきます。
即効性や食事の影響をあまり受けないといったレビトラの特徴はそのままに、副作用の出現を抑えたものや早漏防止効果が付いたものなど色々取り揃えているので、詳細は各商品詳細ページでご確認ください。
レビトラジェネリックと言えばブリトラ！と言えるほど、バリフと人気を二分している人気商品です。ブリトラの特徴として高用量の60mgがあることで、カットして服用する事で更なるコストカットを実現します。
日本人向けにパッケージや添付文書を用意されているジマトラは初めてED治療薬を購入した方でも安心して服用する事が出来ます。バルデナフィルは刺激に鈍感になる作用があるので軽度な早漏の方や即効性と力強さが欲しい方におすすめです。
バルデナフィルに早漏防止成分のダポキセチンを配合したED+早漏防止薬なのがスーパーゼビトラです。1錠服用するだけで6～8時間もの間力強い勃起と通常の3～4倍早漏を防止する効果が続くため、満足度の高い性行為を叶えます。
真っ赤なパッケージが印象的なスーパーブリトラも勃起不全と早漏を改善してくれるレビトラジェネリックです。1錠で2つの悩みを改善してくれる効果が高く、コスパにも優れた人気のED治療薬となっています。
ビタラVは副作用の出現を抑えた製造方法で、現在入手が困難になっているレビトラ・レビトラジェネリックの中でも新しいジェネリック医薬品です。即効性と低価格、効果の高さが魅力で人気上昇中のレビトラジェネリックとなっています。
レビトラが品薄の理由とは？購入再開できるのはいつ？まとめ
レビトラが品薄となってしまった理由や購入再開に関する情報をまとめました。
結論としては、現在日本国内の病院やED治療専門クリニックなどで処方してもらえるようになるタイミング、安定供給再開の目処は立たないということになってしまいました。
- レビトラの生産工場が改修工事に入った2018年1月から供給が安定せず品薄になっている
- 一度は供給を再開したものの、再び供給中止となり再開の目処は立っていない
- レビトラが入手できないならレビトラジェネリックを使用するのも手
- レビトラジェネリックは日本国内では未承認のため、個人輸入によって購入可能
- 個人輸入するならレビトラジェネリックのほうが圧倒的コスパの良さ
レビトラは運良く在庫を確保しているクリニックや病院を見つけることができれば低確率ながら国内でもまだ入手できますが、その望みは薄く、特にレビトラジェネリックに関しては日本国内では購入できません。
現在、すぐにレビトラを使用したい！確実に手に入れたい！という場合は個人輸入をすることが最も確実にレビトラ、もしくはレビトラジェネリックを入手する方法と言えるでしょう。
レビトラが製造中止になった・品薄になった理由は生産する工場の改修工事ですので、安定してレビトラの製造を行えるようになるまでは低価格で効果も変わらないレビトラジェネリックを試すか、おすすめのED治療薬ランキングで代替薬を探してみませんか？
