パニック障害の原因や症状まとめ。接し方・治し方・薬情報をご紹介!!

2016-08-22

皆さんはパニック障害の本当の症状や原因などをご存知でしょうか？

パニック障害と言っても原因や症状は様々で、その症状に見合った接し方や治し方、対応方法などがあると思います。

今回は、周りにパニック障害の方がいる、もしくはパニック障害になる恐れがある方が近辺にいる、という方の為に原因や症状などまとめていきたいと思います。

パニック障害で悩んでいる方や、周りにいる方の為に少しでも参考になればと思います♪

パニック障害とは

パニック障害とは、日常生活などで予期せぬパニック発作が起こってしまい、長期間(1か月以上)にわたりパニック発作を心配する、通常とは異なる行動をとる、などの特徴がある不安障害に部類されている精神障害です。

パニック障害にもいくつかの進行状況がありますが、典型的なパニック障害が悪化してしまうと最後は「広場恐怖症(ひろばきょうふしょう)」にまで発展してしまいます。

主なパニック障害としては、上記で記載している通常の「パニック障害」と不安や心配などがただ持続してしまう「全般性不安障害」に分かれているようです。

※広場恐怖症とは、公共交通機関や広い場所を半年以上避けてしまう状態で、恐怖や不安を誘発してしまう症状です。

では、次にパニック障害の原因や症状についてまとめていきたいと思います。

パニック障害といってもいくつかの症状や原因が考えられます。現在、周りにパニック障害の方がいる人はご存知かもしれませんが、参考にしてみてください。

まず、原因についてはいろんな仮設があり、心理的、身体的な原因で、それらの潜在意識がなにかがキッカケで危険だと察知した時に発作を起こす症状と言われています。

その他にも薬物療法の有効性も確認されているようで、生物学的因子があるとの意見も高まっているみたいです。

パニック障害を起こす本人の勘違いや思い込みによる発作が多いので、完治する事が難しい慢性疾患とも言えるでしょう。

根本的な原因については解明されていませんが、脳内不安神経機構の異常により起こるようです。　

突発的に周囲にいる人間がパニック障害を発症する可能性もありますので、今現在パニック障害の方と関わりがなくても知っておくべき知識でしょう。

【パニック障害の原因】

＜心理社会的仮設＞: ・ストレスや過労が発作を起こす初期の原因と考えられており、パニック発作が起きたときの状況が条件づけられてしまい、その状況を避けようとする。これが重なると最後は広場恐怖症になる。
＜生物学的仮設＞: ・脳にあるノルアドレナリンによってセロトニンという神経伝達物質が不足してしまったり、受容体が鈍くなってしまった事によるパニック発作。または、セロトニンの過剰による発作との説もあるようです。
(セロトニンとは不安感が行き過ぎないように抑える働きがある神経伝達物質)
＜薬物による原因＞: ・薬物と言ってもいろんな原因が考えられます。「喫煙」「カフェイン」「アルコール」「鎮静薬」などがあります。簡単にまとめると喫煙にはパニック障害の発症リスク増加、カフェインには覚醒作用を持つ物質の過剰摂取、アルコールは症状悪化、鎮静薬は根本的な薬物乱用。日常的にこれらに該当する方はパニック症状になる可能性がありますので、気を付けたほうが良いでしょう。

【パニック障害＆発作の症状】