リドカイン(キシロカイン)は世界的にも有名な局所麻酔薬で、比較的安全性も高く毒性が弱い為、抗不整脈薬やかゆみ止め薬として使用されるケースもあります。
そんなリドカインですが、購入するにはどこを探せば良いのか気になっている方もいるのではないでしょうか?
今回は市販で買えないリドカインを通販で購入する方法や局所麻酔薬としての効果・効能、使用方法などをご紹介していきます!
今回の記事では、リドカインの販売元情報や市販や薬局での取り扱い状況を紹介しつつ、リドカインを詳しく理解するための情報をまとめてみましたので、購入を検討している方はぜひご覧ください!
麻酔薬「リドカイン」について
まずは、リドカインへの理解を深めるために、成分の概要や性質、一般的に使用されている局所麻酔薬としての効果や副作用などについてまとめてみました。
医薬品は安全に利用しなければ体にリスクをもたらす場合も多々あるので、成分や性質への理解を深めて正しい利用方法を覚えておくようにしましょう。
リドカインは世界で最も利用されている局所麻酔薬です。また、抗不整脈薬でもあります。他の麻酔薬と比較すると毒性が低く副作用が少ないのでよく医療現場で利用されるものです。
局所麻酔以外の使用方法として、少ない用量で弱い麻酔効果を利用し、かゆみ止めや痛み止め効果を期待して虫刺され薬や傷薬に配合される場合もあります。
麻酔として強い効果があるため、市販でも大手通販でも扱われていませんが個人輸入通販を利用することで簡単に購入可能です。
リドカインの概要や性質
リドカインは、スウェーデンの化学者「ニルス・ロフグレン」と「ベングト・ルンドベリ」が1943年に開発したアミド型局所麻酔薬で1948年に販売されています。
局所麻酔薬の中ではテトラカインが一番強力と言われていましたが、リドカインに関してはテトラカインと同じくらい効力が強く、それでいて副作用などの毒性が弱いのが特徴です。
一般的には注射器などを使う医療の現場で利用される事が多く、ただ薬の作用も強いので安易に使用すると体に悪影響を及ぼす可能性もあり注意が必要となります。
リドカインは何に使われる?
リドカインは世界中で最もよく使われていると言われる麻酔薬で、病院でのリドカイン注射液のような局所麻酔や点滴用の静注麻酔や抗不整脈薬が主な使用方法です。
市販薬の中には、皮膚を軽く麻酔することによるかゆみ止め成分として軟膏などに少量利用されているものもありますし、ナイトライフグッズの中には性的刺激の感度を感じづらくすることによって早漏防止薬として使われていることもあります。
いずれも、分量次第で効果が変わってくるため効果の強いもの、用量の多いものに関しては添付文書をよく読んで使用する必要があります。
麻酔、抗不整脈などにも利用されるリドカインをゼリー状にした皮膚表面の麻酔薬がリドカインゼリーです。様々な用途がある人気の高い局所麻酔薬です。
効果が出るのが早く、副作用が少ない麻酔薬で入れ墨を入れるときやピアス穴を開けるときの鎮痛目的などで使用する方がいる他、感覚を鈍らせる麻酔作用により早漏を防止するという使用方法もあり、様々な用途に使用できます。
リドカインとキシロカインの違いは?
局所麻酔薬を通販などで探しているとリドカインと同じぐらいキシロカインという薬も見かけることになるかと思いますがこの2つにはどんな違いがあるのでしょうか?
実はリドカインとキシロカインは同じもので、キシロカインは商品名(製剤名)で、リドカインとは一般名(成分名)という呼称の差だけなのです。
局所麻酔薬としてはキシロカインも有名なお薬ですが、使用している成分はリドカインなので結局のところ作用などは一緒だという事です。
キシロカインは、リドカインやアドレナリンを総称した時の販売商品名なので、一般的にはキシロカインのほうが名前は知られているかと思いますが、実際には主成分をリドカインとしているというわけです。なのでキシロカインだから静注用麻酔、リドカインだから局所用麻酔などと見分けたりすることは出来ないことになります。
名称だけでなくリドカイン成分の含有量も薬の種類によって異なるので、購入前には必ず確認するようにしましょう!
ただし、ジェネリック医薬品の場合は成分名をそのまま薬の名前に使うことが多いのでリドカインという名前の製剤もいくつか見かけることになります。
その他、当サイトで取り扱っているリドカイン系のお薬はリドカインという名称で販売しているので、つまりは販売する薬の名称が違うというだけです。
キシロカインゼリーは利用できる範囲が広く、副作用も少ないということで病院でも多く利用されている麻酔薬で、軟膏などと同じようにゼリーを皮膚表面に塗布することで局所麻酔を施すことができます。
脱毛時の痛み軽減用麻酔や、ピアス穴をあける時のための麻酔などに利用できるほか、男性器に塗ることで性的刺激の感じ方を鈍らせて早漏を防止・改善に利用するという使用方法もあります。
リドカインの作用機序や効果・副作用
少し難しい話になりますが作用機序とはどのように薬が体内で作用するのかということになります。
- ◆作用機序
- リドカイン塩酸塩は,神経膜のナトリウムチャネルをブロックし,神経における活動電位の伝導を可逆的に抑制し,知覚神経及び運動神経を遮断する局所麻酔薬である.
- ◆麻酔効果・作用時間
- リドカイン塩酸塩の表面・浸潤・伝達麻酔作用は,プロカイン塩酸塩よりも強く,作用持続時間はプロカイン塩酸塩よりも長い.また,アドレナリン添加により,その作用は増強される
要約すれば神経伝達をブロックし、痛みや触れられているという感覚を遮断する作用があり、もとに戻す(感覚が遮断されていない状態に戻す)ことも時間経過で可能ということです。
局所麻酔薬としてのリドカインの効果
リドカインの局所麻酔薬としての効果は
- 表面麻酔
- 浸潤麻酔
- 伝達麻酔
- 脊椎麻酔
- 硬膜外麻酔
リドカインのに含まれる局所麻酔成分が「0.5%→1%→2%」と用量が多くなるにつれて、麻酔の作用もアップし、強力になっていきます。
したがって個人で使用する際には、麻酔の効果が効きすぎないように添付文書の内容を理解して、用量・用法を守って使用することが大切です。
リドカインの副作用や使用時の注意点
次に気になるのがリドカインを使った時の副作用や使用方法の注意点です。
先ほどもお伝えした通り、リドカインは薬の作用が強いので一般人が安易に使用するとリスクが高い薬です。
使いすぎてしまうと、局所麻酔薬中毒になったり痙攣を起こしたり心筋への影響もあり得るので医師の指示の下でしっかりと管理する必要があります。
一般的にリドカインを使用する事はほとんどないと思いますが、念のため覚えておくと良いでしょう。
リドカインはどこで購入できる?
キシロカインなどのリドカインを主成分とした薬は、市販では購入する事ができないお薬です。
上記で説明した副作用のリスクがあるので、やはり一個人が取り扱うには手を持て余してしまう可能性が高いという理由から、市販には向かないとされています。
ただ、リドカイン成分を安全な範囲の成分量で製造されている軟膏などの市販薬はいくつかあるので、以下に市販で買えるものと通販で買える手頃な麻酔薬を可能な限りピックアップしてみました。
リドカインを購入出来るのは個人輸入通販だけ
市販品よりも強力な局所麻酔薬「リドカイン」を購入するなら当個人輸入通販サイトくすりぴあです。少量でも伸びの良いクリームタイプで抜群な効果を示してくれます。男性の早漏防止やヒゲ脱毛、女性のムダ毛処理やタトゥー・ピアスのアフターケア、かゆみ止めや痛み止めにも幅広く使用出来る為、リピーターも多い医薬品です。
薬局やドラッグストアで市販されているリドカイン軟膏などを調査
- キシロA
- メンソレータム
- プレバリン軟膏
- ボラギノール
- ブリザエース軟膏
など、聞き覚えのある製品名もあると思いますが、実はこれらのお薬にはリドカイン成分が配合されています。
ボラギノールやブリザエースは痔の痛みに使用する事がほとんどなので、皮膚表面上の傷や痛みを緩和するのであれば、キシロAやプレバリン軟膏などがおすすめですね。
病院と連携している薬局であればリドカインを取り扱っている可能性も高いですが、基本的には医師の処方箋が必要になってくるので、いきなり薬局に出向いてリドカインを処方してもらうのは難しいです。
楽天やAmazonなどの大手通販でリドカインの取り扱いは?
大手通販サイトと言えば、楽天市場やAmazonなどですが、残念ながら通販サイトでもリドカインを購入する事はできません。
むしろ、リドカインのような作用の強い麻酔薬であれば尚更ネット通販では購入できませんので、そのあたりは覚えておくと良いでしょう。
ネット通販で取り扱いできる医薬品は第2類医薬品に分類される一般人が使える程度の安全性の高い薬に限定されているので、病院で使うような作用の強いお薬は売っていません。
リドカインの正規品を買うならくすりぴあで!
当サイトくすりぴあでは、リドカインを主成分とするお薬の取り扱いもあります。
購入できる理由としては、個人輸入を利用して海外から直接正規品を仕入れていて、購入された方がご自身で使用する事に限っては日本国内の承認も特に必要ないからです。
また、当サイトで販売しているリドカインに関しては、注射器で使用するような難しいものや抗不整脈としてのものではなく、軟膏タイプやクリームタイプ、ゼリータイプなどの誰でも簡単に使用できる局所麻酔薬なので使いやすく便利で色々な用途に使用していただけます。
副作用に関しても、医療現場で使用されているリドカインほど強い作用はほとんど出ず、あるとすれば「腫れ・かゆみ・刺激・動悸・血圧低下」程度の軽い症状です。
リドカインの製品概要
商品名 | リドカイン(lidocaine) |
メーカー | アストラゼネカ |
成分 | リドカイン5% |
内容量 | 30g |
形状 | クリーム・軟膏 |
主な使用用途 | ピアス後・刺青の術後・脱毛等のケア後・早漏防止…etc |
作用時間目安 | おおよそ1時間~2時間 |
局所麻酔薬ならキシロカインゼリーもおすすめ
キシロカインゼリーは、リドカイン成分を2%含む局所麻酔薬でリドカインのジェネリック医薬品です。
効果時間はおおよそ2~3時間程度が目安となり、ゼリーを塗ってから30分程度で徐々に効果を実感してきます。
特に重篤な副作用の報告例もないので安心してご利用頂けますが、成分に対してアレルギーなどを持っている場合には使用できないので注意してください。
早漏改善やタトゥー後・脱毛後などの痛み緩和におすすめで、市販されていないので入手する方法は個人輸入通販のみとなります。
局所麻酔薬のリドカインはこんな方におすすめ
これまでの事を踏まえ、リドカインはどんな方に向いているのか?以下に該当者の参考例をまとめてみました。
- ・タトゥーの施術後の痛みを緩和したい
- ・ピアスの穴を開けた場所の痛みを緩和したい
- ・脱毛時の痛みを抑えたい
- ・ペニスの感度を鈍らせて早漏対策したい
必ずしも上記に該当する方しか使えないというわけではありませんが、これに該当する方は個人輸入通販を利用してリドカインを購入しています。
特に入れ墨を彫った後の痛みにおすすめですが、使い方や注意点などがあるので、しっかり理解してから使うようにしましょう。
麻酔薬「リドカイン」は市販NGで通販OK?安全にリドカインを購入する方法まとめ
- リドカインは副作用は少なく効果は強い局所麻酔薬
- 抗不整脈や早漏改善薬としての用途もある
- リドカイン正規品は市販では購入する事ができない
- リドカイン配合の軟膏など、一部の薬であれば市販でも購入可能
- リドカインは成分作用が強いので使用時には添付文書をよく良く読むことが大切
という事で、局所麻酔薬としても有名なリドカインは市販で気軽に購入できるお薬ではありません。
もし購入したいの出れば、基本的には個人輸入通販を利用するか病院に行って医者の診断の下で処方してもらうしか入手できる方法はありません。
それ以外の方法としては、市販で買えるキシロAやプレバリンなどで効き目を実感できるか試してみるくらいです。
いずれにせよ、リドカイン成分を有するお薬を使用する際には使用上の注意事項などを事前にしっかりと確認して安全に使ってくださいね。