リベルサス(Rybelsus)
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リベルサス(Rybelsus)の商品詳細
- 商品名
- リベルサス(Rybelsus)
- メーカー
- ノボノルディスク / Novonordisk As
- 成分
- Semaglutide(セマグルチド)3mg/Semaglutide(セマグルチド)7mg/Semaglutide(セマグルチド)14mg
- 内容量
- 10錠
- 商品形状
- Tablet
- 効果・効能
- ダイエット/糖尿病/肥満
- 関連
- ダイエット
リベルサスは、国内で2021年に販売されたばかりの比較的新しいタイプの2型糖尿病に使用されている経口薬(飲み薬)です。
糖尿病は、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌量が減少したり、効きが悪くなることで血糖値が上昇してしまう病気です。
インスリンは膵臓から出るホルモンであり、血糖値を一定の範囲におさめる働きをします。
インスリンの分泌量不足や血糖値が上がっている状態でそのまま放置すると、手足のしびれ(神経障害)、目の病気(網膜症)、腎臓病など命にかかわる様々な合併症を引き起こします。
リベルサスは服用することで、体内にもとから存在しているホルモン「GLP-1」に似た作用を発揮し、それによって血糖値を下げることができます。そのような作用から「GLP-1作動薬」ともいわれています。
GLP-1は血糖値を下げるだけでなく、脳に作用して食欲を抑え、胃腸の働きを緩やかにして空腹感を感じにくくさせたりする効果が報告されているホルモンです。
リベルサスの有効成分であるセマグルチドを服用すると体内でGLP-1と似た働きをするということで、海外では糖尿病の治療だけでなくメディカルダイエットとしても使用されています。
メディカルダイエットに使われるGLP-1作動薬には、リベルサス以外にもオゼンピック皮下注射やビクトーザ皮下注射がありますが、これらと比較してリベルサスの優れている点は何といっても経口薬として簡単に服用できるということです。
自分で皮下注射をしたりせず、注射に拒否感のある方や、注射に失敗したりするリスクがなく、良好な血糖コントロールおよびダイエットが可能となっています。
効果・効能
ダイエット/肥満/糖尿病
使用方法・服用方法(飲み方)
1日の最初の飲食前空腹時に、1錠をコップ約半分の水(約120ml以下)とともに服用してください。1度に2錠服用することは避けてください。
服用後の飲食、飲用、他の薬を服用する場合は、少なくともリベルサス服用後30分経過してから行ってください。
1日1回3mgから開始し、1ヶ月経過しても効果が不十分な場合は1日1回7mgへ増量されることがあります。
1日1回7mgを1ヶ月以上服用しても効果が不十分な場合には、1日1回14mgまで増量することが可能ですが、必ず医師にご相談ください。
※服用し忘れた場合、その日は服用せずに翌日に1回分服用してください。絶対に2回分を一度に服用しないでください。
注意事項・副作用
・注意事項
低血糖があらわれることがあるため、高所作業や自動車の運転など危険を伴う作業に従事するときは、十分に注意し家族やまわりの方にも知らせておいてください。
低血糖症状があらわれた場合、糖質を含む食品をすぐに摂取ください。α-グルコシダーゼ阻害剤(糖分の吸収を遅らせる薬)と同時に服用中の方は、ブドウ糖を取るようにしてください。
リベルサスは吸湿性が強い特徴があるため、服用する直前にシートから取り出して服用してください。シートから錠剤が出たまま保管されている場合、湿気や光の影響で本来の効果が発揮できない可能性がありますので、ご注意ください。
リベルサスは包装している特殊なシートで防湿をしているため、ミシン目以外の場所で切り離さないでください。防湿効果が維持できなくなります。
以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある方は、医師または薬剤師にご相談ください。
1型糖尿病、胃不全麻痺など胃腸障害がある方は、医師または薬剤師にご相談ください。
膵炎の既往歴がある方は、医師または薬剤師にご相談ください。
胃の摘出手術を受けたことがある方は、医師または薬剤師にご相談ください。
妊娠、妊娠している可能性がある、2カ月以内に妊娠を予定している、授乳中の方は服用しないでください。
他に薬などを使っている方は、医師または薬剤師にご相談ください。(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)
本剤を分割したり、粉砕したり、噛み砕いたりもしないでください。
・副作用
主な副作用として、吐き気、下痢、食欲減退、頭痛、糖尿病網膜症、便秘、嘔吐等が報告されています。まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
お腹がすく、冷汗が出る、血の気が引く、疲れやすい、手足のふるえ、痙攣、意識の低下[低血糖]
吐き気、嘔吐、激しい上腹部の痛み、背中の痛み、お腹にあざができる、お腹が張る[急性膵炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師にご相談ください。
・使用禁忌・併用禁忌
リベルサスに配合されている成分に対し過敏症の既往歴のある患者
糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の患者[インスリン製剤による速やかな治療が必須となるため。]
重症感染症、手術等の緊急の場合[インスリン製剤による血糖管理が望まれるので、リベルサスの投与は適さない。]
リベルサス(Rybelsus)はこんな方が購入しています。
◎ 2型糖尿病と診断された方
◎ 食欲抑制したい
◎ 血糖値が高い
◎ 注射での治療に抵抗がある
※当サイトにて紹介している商品説明・成分・注意事項・服用方法に関しては商品の説明書を和訳したり、一般的な情報をまとめていますので、こちらの情報の限りではございません。使用方法が不明な方、併用禁忌薬がわからない方は専門の医師やかかりつけの医師に相談してから服用して下さい。