トラネキサム酸(TRANEXA)
» トラネキサム酸(TRANEXA)の関連医薬品・ジェネリック
トラネキサム酸(TRANEXA)の商品詳細
トラネキサム酸(TRANEXA)は蕁麻疹をはじめ、のどの炎症や湿疹、出血を改善する薬です。
有効成分であるトラネキサム酸はアミノ酸の一種で、炎症を起こす酵素であるプラスミンを抑制する抗プラスミン作用があります。
プラスミンを抑制する事で炎症を改善したり、止血目的で使われる事もあります。
このプラスミンはメラノサイトというシミなど色素沈着の原因となるメラニン産生にも大きく関与している酵素を活性化させる作用があります。、
女性ホルモンや紫外線等の様々な刺激で生成されたプラスミンがメラノサイトを活性化させ、シミの原因であるメラニンを産生します。
トラネキサム酸の効果でプラスミンを抑制する事でシミの改善が期待できます。
特にシミの中でも肝斑に効果があるとされています。
肝斑は30代以降の女性に多く見られるシミの一種、左右対称に現れる色素斑で、紫外線・妊娠・経口避妊薬・慢性的な皮膚刺激・閉経・加齢などが主な原因です。 女性ホルモンのバランスに関与することが特徴です。
トラネキサム酸は女性ホルモンには影響することなく肝斑に効果を発揮します。
使用方法・服用方法(飲み方)
蕁麻疹や炎症の治療の場合、トラネキサム酸として1日750~2,000mgを3~4回に分けて服用します。なお年齢や症状により適宜増減します。
肝斑、シミの治療の場合、1日2回、1回1錠服用して下さい。2ヶ月以上服用はしないで下さい。2ヶ月服用したら2ヶ月空けて下さい。
注意事項・副作用
報告されている主な副作用として、胃部不快感・吐き気・そう痒感・食欲不振・下痢・便秘・眠気・発疹があります。
肝斑、シミの治療目的の場合、2ヶ月以上服用はしないで下さい。2ヶ月服用したら2ヶ月空けて下さい。
肝斑、シミの治療目的で風邪をひいて医者に掛かった場合、トラネキサム酸を処方される場合があります。一緒に服用してよいか必ず医師・薬剤師に相談し確認するようにしてください。
ホルモン剤を摂取している方は必ず医師に確認のうえ使用してください。
併用禁止薬、併用禁忌
◎ トロンビンを投与している方。
◎ 腎不全の方。
◎ 術後の臥床状態にある患者及び圧迫止血の処置を受けている患者。
◎ 血栓のある患者、及び血栓症があらわれるおそれのある患者。
◎ 消費性凝固障害のある患者。(ヘパリン等と併用すること)
◎ 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
◎ 以上の方はトラネキサム酸(TRANEXA)を服用しないで下さい。
※当サイトにて紹介している商品説明・成分・注意事項・服用方法に関しては商品の説明書を和訳したり、一般的な情報をまとめていますので、こちらの情報の限りではございません。使用方法が不明な方、併用禁忌薬がわからない方は専門の医師やかかりつけの医師に相談してから服用して下さい。